Crime Prevention
CPマークは、防犯建物部品の共通標章です。
試験方法:下記攻撃から5分以上(打ち破りは1分以上)、人体が通過できる状態にならなかったものを合格としている。
①打ち破り試験
②こじ破り試験
③焼き破り試験
CPマークの貼付けに関して、日本ウインドウ・フィルム工業会は下記の付帯条件を規定しています。
☑防犯フィルムとは、フィルムの厚みが350μ以上
☑日本ウインドウフィルム工業会が指定する接着剤の使用
☑厚み5mm厚ロートガラス及び3mm厚以上の複層ガラスに施工
※3mm厚複層ガラスに施工できる製品は、該当する性能評価試験に合格した者に限られます。
☑施工は窓全面に施工する「全面貼り」とする。
また、CPマークを貼付するには、上記に加え可動式窓(単板、複層ガラス)の場合、クレセントが差ブロック機能付きであること、補助錠の設置が必要となります。(FIX:固定窓はこの限りではありません。)
項目 | 施工条件 | 可動式単板ガラス | 可動式複層ガラス | FIX(はめごろし)単板ガラス | FIX(はめごろし)複層ガラス |
1 | ガラス3mmの複層ガラス | ----- |
〇 製品限定 |
----- | ----- |
2 |
ガラス5mm以上の単板及び複層ガラス |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
3 | ガラスの露出部全面、もしくは飲み込みを含むガラス全面に貼付 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
4 | クレセントがサブロック機能付き | 〇 | 〇 | ----- | ----- |
5 | 補助錠の設置 | 〇 | 〇 | ----- | ----- |
6 | 建築フィルム国家資格者による施工 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※上記単板ガラス、複層ガラスには、網入りガラス及び線入りガラスを含む。
警察庁、国土交通省、経済産業省が、住宅生産者団体および建物部品関連団体等からなる、
官民を横断した「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が設置されました。
建物部品関連団体は、板硝子協会、(一社)日本サッシ協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、
(一社)日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会の5団体が参加し、
各種建物部品の防犯性能の評価方法等に関する検討を行い、建物部品の防犯性能試験を実施し、
現在17品目に及ぶ種類の「防犯性能の高い建物部品」が目録公表されています。